子供と家であそぶ【段ボールでビー玉めいろ】簡単!自分で!楽しい!
子供とのおうち遊びに、段ボールでビー玉めいろをつくろう
今回は、段ボールでとてもお手軽にできる、ビー玉めいろの作り方です。
家での工作というと、いざ取り掛かろうとすると
材料がない・・・
道具が特殊・・・
大人がたくさん手伝わないといけない・・・
といった理由で、断念してしまうこともあるかと思います。
その点、この工作は、いつもなら捨ててしまう段ボールを取っておくだけ、
道具も大体家にあるもの。
そして、基本の作り方がとってもシンプルなのがいいところです。
今回のキモを先に言ってしまえば、小さな段ボール片なら、
のりしろなどをつくらずとも、
ボンドを付けて置くだけで立つよ!
ということです。
これをいかした遊びということになります。
取り組める年齢は、幼稚園年中くらい~大人 と誰でも楽しめ、
準備や手伝いも、最小限で済む工作だと思います。
そして、工作をしながら遊ぶのが大好きな子供たちなら、
夢中になってくれること請け合い。
ぜひおうちでの遊びに、取り入れてみてください。
Contents
段ボールでビー玉めいろ 【材料、道具】
段ボール
今回使う段ボールは、こんなものがいいと思います。
大体5mmくらいです。
薄すぎると、道の壁をつくるときに立ちにくいですし、
分厚すぎると、はさみで簡単に切ることができなくなってしまいます。
(段ボールの詳しい種類については後述します)
小さなお子さんなら、使いやすい段ボールををえらんであげましょう。
木工用ボンド
接着剤は、木工用ボンド(あれば速乾タイプ)がおすすめです。
段ボールは紙なので、液体のりなどでも表面はくっつきますが、
やはりボンドの接着力は強いので、頑丈なものができます。
速乾タイプであれば、乾くまで待つ時間がとても短く
よりスムーズに作業できると思います。
はさみ
はさみは、家にある普通のもので大丈夫です。
ちょっと分厚い段ボールであれば、キッチンばさみのような
万能はさみ?があればなおいいかもしれません。
これは細かい作業には不向きですが
少々硬いものや分厚いものも切ることができます。
カッター(必要な場合)
カッターの出番は、最初の土台を切るところ(はさみでもできますが)と、
土台などに穴を開けたいと子供が言ったら、そのときくらいです。
まだ子供が小さくて使わせられない場合には
大人が切ってあげてください。
段ボールでビー玉めいろ 【作り方】
段ボールの土台を用意する
段ボール箱を分解したときにできる、
きれいな面そのままのサイズでよいでしょう。
適当で大丈夫です。
壁用の、細長い段ボール片を切る。
幅1cmくらいの細長いものを切っておき、
(小さい子には切ってあげて)
それを必要な長さに合わせてどんどん自分で切って使います。
切る向きは、断面に波が見える向きにしましょう。
実はこのとき、切り口がデコボコ過ぎると、後から立てづらいので、
そこは少し気をつけます。
カッターできちんと切るのが理想的ではありますが、ハサミでも大丈夫です。
この帯状のものを、短めに切って立てていくのが、立ちやすいポイントです。
壁をボンドで土台につけていく。
段ボールは厚みがあるので、小さなものならそのまま立ちます。
ボンドをつけて、ぽんと置くだけ!
しばらくするとボンドが乾いて強力に接着されます。
↑上の写真は、段ボールの波が見えない向きに切ってしまっているので、
立ちにくいかもしれませんが、
ボンドをたっぷり塗る/少量塗って、少し乾かしてから置く
などの方法で立たせることができます。
↓角は、パキッと折りたければ、切れ込みを入れる必要があります。
我が子が保育園児のときにつくっていたときには、ここは親がカッターでやってあげていたかも。
小学生なら、カッターや、ハサミの背で簡単にできるでしょう。
けれど、角は折らずとも、短いものを並べるだけでもできます。
ちなみに、ビー玉の道は幅2cm程度あればちょうどですが、
子供はわざわざ幅を測ったりはせず、どんどんビー玉を
転がしながらつくっていきますね。
落とし穴を作ったり、飾りつけ。工夫は無限大。
モールや折り紙を切ったもので
アーチや旗などをつけてカラフルにしたり、
土台に穴を開けて落とし穴をつくって
コースを複雑にしたりと
その子の興味に合わせてどんどん工夫ができるのが、この遊びのいいところです。
段ボールでビー玉めいろ 【補足…段ボールのまめちしき】
段ボールと一口にいっても、実は少し種類があります。
それは、厚みによって種類が変わってくるということです。
みかんのようなずっしりしたものを入れる分厚い段ボール箱と、
アマゾンで軽いものが送られてくるときの薄い段ボール箱では違いがありますよね。
実は段ボールには、大きく分けて「シングル」「ダブル」という種類があります。
↓断面を見ると、こんな感じ
シングル
厚み1~5mm
ダブル
厚み8~10mm
ダブルの段ボールは、2層になっていて強度があります。
シングル、ダブルの中でも、使われている材料や波の細かさによって、厚みや強度の幅があります。
特に、シングルタイプの厚みは、1~5mmと幅広いです。
また、ダブルより上の、3層タイプというものもあります。
普段の生活の中ではなかなか使われないので、専門のお店から買う必要があります。
3層タイプはかなり強度があり、椅子などもできてしまうかもしれません。
ワクワクしますね!
最近は環境への配慮で、個人拓への宅配であれば、
薄いものを使うことが多くなってきています。
ダブルタイプなど分厚いものは手に入れるチャンスが少なめなので
私は頑丈そうなものは取っておいたりします。
また、どうしても段ボールがすぐ欲しい…という場合には、
昔ながらの方法ですが、スーパーマーケットに行けば
自由に持ち帰っていよい段ボールが置いてある場合が多いですね。
スーパーのお野菜は重量があるものが多く
頑丈な段ボール箱をよく見かける気がします。
段ボール工作はとても幅広く、また扱いやすい材料なので
ぜひお子さんのアイディアで
色々なことにチャレンジさせてあげてください!