子供と家で遊ぶネタに、アートはいかが?【ペイント】
子供とのおうち遊びに、アートやものづくりがおすすめ
毎週やってくる、子供との週末。
毎回お出かけをするのも大変だし、
何をしようかな…と困ってしまう家族は多いのではないでしょうか。
私は、何も用事のないときには、子供と一緒に、
何かしらのアートやものづくりをすることが多いです。
アートや工作、ものづくりをするのは、子供にとってよいことばかり。
かつ、親も意外と疲れないで相手をすることができます。
この記事では、手軽に取り組めるネタの中から、
「ペイント」に焦点をあてて
どうやるの?
絵の具は?準備は?などについて書いています。
Contents
子供とのおうち遊び…なぜ子供とアートをするのか
子供とのおうち遊びに、アートやものづくりをおすすめする理由。
それは、
子供との遊びの中で、自分も単純に自分が楽しめるから
という理由は大きいですが、
加えてアートや工作、ものづくりで
子供の様々なチカラを鍛えることが出来るからです。
形の出来上がっているオモチャなどで遊ぶこととは違い、
やり方、遊び方やゴールが決まっていないので、
ある材料を使って自分で工夫をしなければできないし、楽しめません。
普段よりも頭を働かせる遊びになりそうです。
また、知恵を使うだけでなく
手指や体を使う、というのも良い点です。
指先は「第二の脳」とも呼ばれ、
大脳の約1/3と密接に関わっていると言われています。
手や指先を使うことにより、脳の多くの部分を刺激し、
運動能力、記憶力、思考力、コミュニケーション能力なども育てられる
と言われているのです。
【子供とペイント】 準備するもの
- ペイントしたいもの (今回ならイス)
- 絵の具
- パレットやお皿、プラ容器
- 筆洗
- 新聞紙
- 筆やハケ
- タオルやティッシュ
以下で一つ一つについて説明します。
ペイントしたいもの
今回は、IKEAのステップスツールを塗りました。
もともとは,木の色そのままだったと思います。
それを数年前に黄色にペイントして、
それに飽きたので、今回は子供の好きな色に塗らせてみました。
ペイントするものは、何でもよいです。
木の枝、
石ころ、
古いオモチャ
などもいいかもしれません。
というのも、後に紹介するアクリル絵の具なら、基本的には材料を選ばず、何でも塗れてしまうからです。
今回はイスという大きいものだったので、子供も気持ちが盛り上ったようです。
新聞紙
風の弱い日なら、ざっと広げるだけでOK。
汚れたら捨てればいいので手軽です。
もし定期的に活動したいなら、ビニールシートなどを用意すると、再利用出来て、絵の具の汚れも格好いいのでおすすめです。
絵の具
アクリル絵の具がオススメです。
これについては、後の章で詳しく説明します。
パレットやお皿、プラ容器
パレットは、部屋が分かれているものは色分けが出来て便利ですが、
100均などで売っているプラスチックのお皿や、
食べ物の空き容器でも十分に代用できます。
筆洗、バケツ
これも、空き容量やバケツで代用可能。
筆やハケ
よいものを使おうと思えば画材屋さんなどにありますが、
特に細かい絵を描かない幼児〜小学校低学年などであれば、安価なものでも、何でもよいと思います。気軽に使わせられる、というのが大事です。
私は、間に合わせで、ホームセンターで買ったペンキ用の筆とハケを使っています。
特に今回使うアクリル絵の具は、
一度乾くと取れなくなってしまうので、
高価なものは逆におすすめしません
タオルやティッシュ
使い古しのタオルが1枚あると、水や絵の具ををこぼしてしまった時などは便利です。
【子供とペイント】 絵の具は、アクリル絵の具を使おう
今回は、子供とペイントをするのに、
アクリル絵の具をおすすめします。
ペイントといっても、紙に絵を描いたり、塗ったりするのであれば、
小学校で使うような水彩絵の具で十分です。
木や石など、紙ではない素材にペイントするときには、
アクリル絵の具がおすすめです。
その理由は4つあります。
アクリル絵の具オススメの理由① 水で溶いて使える
アクリル絵の具は、普通の絵の具と同じく
水で溶いて使えるので、とても便利です。
色を水で薄めることも、自由にできます。
逆に、ホームセンターに行くと、
油性のペンキやペイントというものがあるので要注意です。
これには、専用の薄め剤などが必要になり、
手や用具についたものの片付けも大変です。
アクリル絵の具オススメの理由② 耐水性
アクリル絵の具の最大の特徴は、
耐水性があるところです。
つまり、水で溶いて使える、使いやすい絵の具でありながら、
一度乾いてしまうと水に溶けなくなります。
ですから、この椅子のように、生活の中で使うものや
遊ぶものでも大丈夫。
濡れた足で椅子に乗っても、
足に絵の具がつくことはありません。
洋服についたものは取れにくいので、注意をしてくださいね。
アクリル絵の具オススメの理由③ 重ねて塗れる
アクリル絵の具のもう一つの特性として、
被膜性がある、ということがあります。
これは、下の素材や色を覆って(見えなくして)しまうことかできる
という性質のことです。
つまり、乾いたら何度でも塗り重ねができ、
飽きたらまた上から塗り直すことも得意なのです。
色の濃い枝などにも塗ることができます。
アクリル絵の具オススメの理由④ 乾きが早い
乾きが早い
これは、学校で使う水彩絵の具のように、すぐに乾くのも、使いやすい点です。
塗った量などにも多少よりますが、
乾くまで触れない…という時間が短くてすみます。
以下が、実際やってみた感じです。
【子供とペイント】 実際の様子
我が家には小さなテラスがあるので、そこに新聞紙を敷いて、
あとはパレットに絵の具を出し、
必要に応じて水で溶いて塗る
これだけです。
その時ある色で、無計画に塗っていっただけですが、
なかなか味わいがあると思いませんか⁈
シンプルな部屋の中でも、よいアクセントになってくれています。
場所はそんなにとらないので、マンションのベランダなどでも簡単に出来ると思います。
出来上がったものは、子供の作品になるのですから、親子ともに愛着たっぷり。
世界にひとつだけの作品、つくってみませんか?
【子供とペイント】 最後に
今回は、
「形のできている木のイスをペイントする」
をやってみました。
もちろんこれはイス限定の話ではないので、
古いオモチャ、
拾った石や木の枝にペイント
など、何にでも応用して、
ぜひお子さんと一緒に楽しんでみませんか。